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飯田橋の橙水平線
2004年
内装設計/20m2
飯田橋の病院が多く建つエリアの紅茶専門喫茶店です。
車いすの人でも気軽に入れるような内装計画が要求されました。
そこで私たちは車いすから手の届くちょうど良い高さが1100mmであることを手がかりにカウンターの高さを1100mmに設定しました。また、店内の壁の床から1100mmの高さにこの店のテーマカラーであるオレンジ色の鉄のリボンを張り巡らせました。メニューやちらしはこのリボン上のマグネットから吊るされて、車いすの方でも全てのモノに手が届くよう計画しました。手で触れるものはリボンより下。視覚で認識できるものはリボンより上にしか置かない、そんな簡単でシンプルなルールを設定しました。